2019/08/18

午後11時の冷えたポテトサラダ

























現場の帰り!そうだポテトサラダだと思い、細長い形の揃ったメークイーンと最盛期のグルングルンした きゅうりを買う。

昼ごはんが遅かったので、午後8時 暑いしトマトとビールだけを夕ご飯にしながら、メークインの皮をむく。鍋じゃなく深めのテフロンのフライパンで水は少なめで茹でる。
スライサーで 多いかなと思いながらきゅうり4本! 薄く均一にいい仕事してくれる!
なるべくまん丸くなるようにスライスして、多い目の塩をふりかけてざるに置く。
くりっと曲がったうまそな、きゅうり1本はザク切にしてトマトと一緒にクレージーソルトをかけて食べた。
あまり笑わない大げさなお笑い番組をみながら、茹で上がるのを待つ。
蓋のまま流しでお湯をきり、木べらでザクザク、ホクホク潰しながら、塩胡椒、黒胡椒、あま酢、マヨネーズ、ぎゅーっと親の仇ぐらい絞った塩の効いたきゅうりを混ぜて、
ほかほかを木べらで むほっと口にし、ああいい、あかん、おいしい! いかん、目的が違う、冷えるまで我慢 冷蔵庫へ。

お盆期間、朝は寝起きから考える仕事して、昼は現実サイズの仕事して、夜は模型作り。
お盆前に思ってたことは全くこなせず、日曜日のサザエさん終わった時の宿題してない中学生ぐらいの気持ちになっていた。

 冷蔵庫で、冷やされたフライパンのポテトサラダはキンキンに冷たくなってる。かけたラップにいい感じに美味しそうに水滴が付いている。
ちょっとポテトの熱さで煮えかけの ふにゃふにゃだけど硬いきゅうりの歯ごたえ、塩気、ヒラヒラきゅうりにまとわりつくメークインのフカフカの奥にあるマヨネーズの酸味とメークインの粒感の感触がたまらない。
息子にハムとか人参も入れるよねと言われて、それもそうだが、ポテトサラダはきゅうりだけでエエのやと、うなずいて、これからはこれで行こうと決めた。
それと間違いなく主役はこれまで間違っていたことに気がついた、今までポテトだと思っていたけれど、これまで食べたポテトサラダでも、ポテトサラダをつまむ時必ず緑のきゅうりも合わせて口に入れていた、ポテト砂漠の中のきゅうりの泉を探し求めていたのだ。
本能的にきゅうりの必然性を感じ取っていたのに、なんてことだ。私はこの料理をキュウリサラダと呼んだほうがいいのではと布教していきたい。
 午後11時の冷えたキュウリサラダとビールは脳を活性化してくれて、少し明日を忘れさせてくれる。 午前1時にこんなことを書いてる場合ではない。ああ2019お盆が終わった。



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